昨年10月、神奈川県内の知り合いの家の庭で、八色鳥が死んでいるのが見つかりました。
八色鳥は渡り鳥で、日本には5月ごろ、主に四国地方に渡ってくるそうで、高知県の「県の鳥」にもなっています。関東地方で見かけるのは非常にまれで、多分、この個体は台風とかの影響で神奈川県まで迷い込んだと推測されます。
八色鳥の名前の通り、非常にカラフルな鳥で、ま、こういう派手な鳥は大体が南方から渡ってくるものなんですが、正確にどこから来るかはまだ確認されていないようです。
すぐに平塚博物館に届け、剥製にすることになりましたが、何故か、1年以上も経ってようやく出来上がりました。剥製を作れる人が減ってるってことなんでしょうかね?
見つかった時点ですでに硬直していたため、羽根を広げるとか、木に止まらせるとか、見栄え良く形を整えることが出来なかったとのことで、こういう、地面に落ちていたそのままの姿で剥製になりました。(大きさは椋鳥くらいです)。
近日中に平塚博物館で公開されるようです。